先物コラム

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先物取引のイメージ

先物取引と聞くとよくギャンブル投資や悪徳業者の暗躍などのイメージがよく付きまとうようです。ですがこれでは先物取引の全てを知っていることにはなりません。先物取引とは実によく出来た金融システムで、そのことが本来はクローズアップされるべきなのですが、構造が複雑で一般には分かりづらいこともあって、一般のニュースで報道されるようなダーティなイメージだけが独り歩きしてしまっています。 まずは先物取引のイメージをここで払拭したいと思いますので、これらのマイナスイメージがなぜついてしまったのかをお話したいと思います。

一番の理由は先物取引が素人には分かりづらいという点。全てはこれに尽きます。先物取引の仕組みやその意味は別の項でお話しますので割愛しますが、今そこにあるものを取引する現物取引とは違って、未来の売買を行う先物取引は分かりづらい部分があります。ちゃんと理解すれば決して難しいものではないのですが、たくさんの経済用語や相場用語で撃沈してしまう人は多いようです。

このように先物取引は一般人にとって分かりづらいという部分を、悪徳業者が目を付けたのでしょう。映画やドラマでもよく取り上げられましたが、ある突然先物取引業者から電話が掛かってきて、うまい儲け話がありますと勧められます。最初は半信半疑ながらもうまい話に乗ってしまい、先物取引業者にお金を預けます。すると数日後になってまた先物取引業者から連絡があり、預けたお金が相場の変動によって増えていると報告してきます。お金を預けた人は喜んでその増えたお金を受け取りますが、その時にもっと儲けてみませんかと持ち掛けられ、一度儲けさせてくれたのだから今度はもっと儲かるかも、と大勝負に出ます。そうすると時既に遅し、次は大損が待っている…というストーリーです。これが先物取引のイメージを悪くしているのです。 こんな悪徳業者は正規の先物取引業者でない場合も多く、モグリの業者だということになります。また、先ほどのストーリーのように担当者は儲け話を持ちかけてきてお金を預けたものの、実際に売買なんかしていないというケースも実に多かったのです。単に最初は少し儲けさせてその気になったらドカンとお金を巻き上げる、ということなんでしょうね。

なお、この手の業者は現在営業できない法整備がなされています。仮にこのような業者の被害に遭ったとしても、返還請求をすればお金が戻ってくるという判例がありますので、今では先物取引まがいの被害に遭うことはまずありません。

先物取引の仕組みとその意味

先物取引とはそもそも何なのでしょうか?ここでは先物取引の仕組みとその意味についてお話したいと思います。先物取引というのはデリバティブと呼ばれる商品のひとつです。デリバティブとは金融派生商品と言いまして、本来の金融システムの中で後から生まれた商品ということです。デリバティブの代表格と言えるのが、この先物取引なのです。

ところでこの先物取引、実は発祥は日本の大阪だということをご存知でしょうか。これには諸説あるのですが、時代背景やそのタイミングを紐解くと大阪の堂島にあった米相場がその元祖だとされています。この米相場についてご説明しましょう。 江戸時代までは、お米はお金に等しいほど価値のあるものでした。大名の規模や勢力を表す石(こく)という単位も、お米を計る単位です。お米は大名の勢力や財力を示すための単位に使われるほど、経済の基盤をなしていたということです。::::さらに詳しく
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